- 2005年4月18日 02:45
- Photoshop
先般より、Photoshop CS をメインで使うべく、フィルム色のコントロールについて研究を始めました。もちろん、ベースの色は FinePix S3 Pro の「Velvia 調」と「NS160 調」の2つをシュミレーションすることです。
やり方は、まず光源を決めます。私の場合は「太陽光」なので、透過光にてマニュアルWBをとってから、マクベスのカラーチェッカーを撮影します。このとき、太陽光がカラーチャートに対して45度の角度であたるように位置を調整します。もちろん、カラーチャートとカメラは平面を保ちます。
これをそれぞれのモードで現像し、コントラストと色相、彩度を調査します。
ただ、完全にシュミレーションすることは難しいのですが、わりと不陰気をだすことはできます。Camera Raw でのコツは、コントラストとシャドーをうまく使い、シャドーをつぶさないように最適なコントラストを作ることです。
あとはいったん Photoshop にて、カラーチャートの「赤・緑・青」を調整レイヤーの「色相・彩度」と「HSB」を使ってシュミレーションしていきます。その後、Camera Raw にシュミレーションの値を設定すると完成です。ただ、単純にシュミレーションしただけではうまくいかない色がでてきますので、若干のさじ加減が必要です。このあたりは Camera Raw の機能が Capture One PRO くらいの機能を持ってくれるともっと追い込めるんですけどね。
それとカメラや撮影条件にもよりまずが、シャドー部に若干のマゼンタがのる場合があるようです。その場合は「シャドーの色かぶり」を調整するうまく調整できます。
さて、今回の設定は FinePix S3 Pro 用と EOS-1Ds 用の2つを作りましたが(正確にはカメラがこれしかないので)、この2つの画像を比較しただけでも、かなりコントラストなどに違いがあり、同じ Camera Raw からの現像でもカメラ別に色を調整しなければならないことがわかりました。
今回作成した「Velvia 調」と「NS160 調」は被写体や撮影条件により使い分けないと、単純に「Velvia 調」を使うとコントラストが高すぎる場合もあります。また、太陽光ではなく、室内におけるストロボ撮影の場合も別途つくらなければならないと思います。
今回はまだ研究段階なので、詳しいパラメータは公開しませんが、サンプル画像をアップしてみます。興味のある方はどうぞ。
| ■CameraRaw「ノーマル」 | ■CameraRaw「NS160調」 | ■CameraRaw「Velvia調」 |
データ:EOS-1Ds/EF 24-70mm F2.8 L/PL フィルター使用
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