Photoshop CS3 にて肌の黄色をとる

たまには Photoshop のテクニック的なことを書いてみたいと思います。
このやり方の基本は、どこかの本に載っていたものですが、アレンジしてあります。

今回はCanon 系のカメラ(他は使ったことがないのでわかりません)で、日中のポートレート撮影をしたとき、肌のハイライト部分に発生する目障りな「黄色」を補正するやり方です。

どうしても太陽光の下で撮影すると、こういった傾向があるらしいのですが、たぶん他のメーカーのカメラも同様なのではないかと思われますので、応用がきくのではないでしょうか?


こんな感じで補正でます。

 ※2009/11/14 サンプル画面変更(Photoshop CS4)
  なお、前回より弱めの設定にしています。

 左:Digital Photo Professional 3.7.2 補正なし
 右:Digital Photo Professional 3.7.2 補正あり

 Sample_081230_01.jpg

さて、早速その手順から説明します。
まず画像を開いたら、

 1. チャンネルパレットの「RGB」を「Ctrl + クリック」する
 2. レイヤーパレットの調整レイヤーにて「色相・彩度」を選択、追加する
 3. イエローチャンネルの設定を下記のように設定し「OK」を押す

 Sample_081230_02.jpg

  ■肌色補正用.ahu はこちらです

の3ステップです。
簡単ですよね。また、顔だけを調整したい場合は、「1.」の操作のあとでいったんクイックマスクに切り替え、不要なところを塗りつぶし、終わったら元にもどして「2.」以降の作業を行います。

これで肌色に浮き出た黄色を補正することができます。
この肌の選択方法は他にも、「選択範囲」→「色域指定」にある「選択」で「ハイライト」を選ぶ方法もありますが、チャンネルパレットを使った方が自然な感じになります。

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