SILKYPIX 1.0.8.0 をインストール!
久しぶりに SILKYPIX をインストールして現像してみました。ライセンスを購入してなかったので、フリー版での使用です。
いくつかの画像を現像してみましたが、相変わらず「解像感・ノイズ」ともに Capture ONE PRO 3.6 といい勝負しますね。正規にライセンスを購入すればいろんな機能が使えるようになるんですが、このソフトの欠点は遅いことと作業性が悪いことです。これはいまだに解決していないようです。
私のパソコンが古いせいもありますが、Capture ONE PRO 3.6 や Photoshop CS はサクサク動くので、プログラミング・テクニックの問題かもしれません。一説によると、Photoshop のコードはインテルの社員が書いているため、めちゃくちゃ早いんだと聞いたことがあります。
それにしてもこの SILKYPIX 、意外と人肌がいい感じになりますね。いい感じというのは、人肌は光の加減で変な黄色がでてしまうことがあるんですが、これがきわめて少ない。アンド、Photoshop で補正がしやすいんですね。素材としてはいいかもしれません。
今回はもう少し使いこんでみることにしました。
SILKYPIX 1.0.8.0 をライセンスを購入して使用しています
が、原因不明で突然終了します。
サポートに連絡していますが、まだ解決していません。
もう少しサクサク動作してほしい!
エラーで落ちるのは困りますね。
Capture ONE PRO でもまれにありますが、問題になるほどではないです。
ただ画質だけを見れば、この価格でこの品質を考えると他には見当たりません。私がお勧めできるソフトは、Capture ONE PRO、Photoshop CS、SILKYPIX の3本です。
・Capture ONE PRO は業務用(プレゼンにも使える)
・Photoshop CS は業務用ですが、プレゼンには使いにくい。
・SILKYPIX は個人向けです。じっくり一枚を現像する場合に最適です。
色に関してはどれも一長一短で、どれを選択しても問題ないと思いますが、得意不得意な発色があるようです。
こんにちは。
私が主に使っている現像ソフトはPhotoshop CS、SILKYPIX、EOS Viewer Utilityあたりです。
SILKYは発色が良くていいのですが、遠景の細かいボケなどがやや滲んだような感じに仕上がってしまいます。ちょうど絵の具で書いたようなイメージです。
パラメータをいじることで滲みを減らすことはできますが、エンジンのアルゴリズムによるものなのでしょうか、CameraRAWやEVUに見られるスムーズな描写を得ることは難しいようです。
キヤノンの場合、EVU(EOS Viewer Utility)とDPP(Digital Photo Professional)の2つの現像ソフトがありますが、この2つって結構違いますよね。
カメラの液晶で見た感じに近いのは EVU の方かなって思います。私もこちらの方が好みです。このソフトの延長上に DPP があるといいんですけどねぇ。
> 遠景の細かいボケなどがやや滲んだような感じに仕上がってしまいます
SILKYPIX のこの部分については、私も注意深くチェックしてみます。
SILKYのパラメータで一番効いてくるのはディティール強調で、次に偽色抑制みたいです。
特にディティール強調を0にすると、かなりナチュラルな画像になるようです。
この機能がどの程度必要か分かりませんが、なるべく低めに設定すると良いかもしれません。
2つのソフトについて色々と試してみました。
特に遠景に関しては下のことが言えるようです。
ここで言う遠景とは、例えば遠くの木々(森など)を写したような場合で、ピクセルごとの色の変化が大きい場合と考えて下さい。
(1)PhoshopCS(CameraRAW)
発色:デフォルト値ではあまり良好とは言えません。
詳細補正→偽色の低減 パラメータに大きく左右されるようです。
この数値を大きくすると、微妙なピクセルごとの色の違いが吸収されてグレーに近づいてくるようです。こうやって偽色を消しているんですね。
デフォルト値でもやや吸収度が大きく、色のりが悪いと感じてしまうこともあるようです。
描写のディティール:良好です。
一番いいなあと感じるのはEOS Viewer Utilityですが、それに近い自然な感じになると思います。
ノイズ、偽色:それほど目立つことはなく、良好だと思います。
(2)SILKIPIX(Version 1.0.9.0)
発色:大変良好
さすが定評の発色です。カラーバランスが悪いような場合でも、Photoshopなどでトーンカーブをいじればしっかりとついてきます。グレーにはなっていないんですね。
カラーモードというパラメータがあって、条件によっては記憶色に近い美しい色を再現してくれます。
描写のディティール:デフォルトではいまいち
これまでに書いた通り、特に細かい描写は一緒くたにされて、まるで絵の具で書いたような感じに仕上ってしまう場合があります。
ここがSILKYの特徴的な部分で、個々のピクセルの値を変えて画像をコントロールするのではなくて、近隣のピクセルといっしょにコントロールすることによって画像のコントロールをしているように思えます。
例えば、偽色を消すような場合は個々のピクセルの色を消していくのではなく近隣のピクセルをまとめてざっくりと同じような色にすると考えれば近いと思います。
ノイズ、偽色:大変少ないです。非常に良好です。
RAW現像ソフトの特徴について
私が現在主に使用しているRAW現像ソフトは、PhothshopCS(CameraRAW)、SILKYPIX、EOS Viewer Utility(EVU)です。…
ご参考までに。
http://watanave.hp.infoseek.co.jp/R0017.PDF
http://watanave.hp.infoseek.co.jp/R0190.PDF
等倍、非圧縮。デフォルトではなく、
自分なりに追い込んだ結果の比較です。