逆光で黒く潰れた写真の現像方法
先日の「泉恵園」での撮影は、あいにくの曇り空。
「もみじ」もかなり枯れていて、ほぼ空を見上げた写真になってしまいました。
曇り空となると、背景が明るくなりすぎてせっかくの「もみじ」が黒く潰れてしまうんですよね。
こんなとき、そうすれば良いのか?
ということで今回は「逆光で黒く潰れた写真の現像方法」についてシェアしたいと思います。
※元の写真
撮影データ:FUJIFILM X-H1 / XF10-24mmF4 R OIS / Velvia
撮影時のポイント
- ハイライトである空が飛ばないように注意する
- 富士フィルムの場合、DR400 などにする方法もある
- 見た目にいまいちだと思っても撮影しておく
現像のポイント
- シャドーは、ハイダイナミックレンジの「シャドウ」で調整する
- 逆光ではクラリティーでコントラストを調整し、メリハリをつける
また、ストラクチャでエッジを立てるとより引き立ちます
補正後
パラメータのまとめ
- クラリティーの「方法:パンチ」「クラリティー:50」「ストラクチャ:40」
- ハイダイナミックレンジの「ハイライト:100」「シャドウ:40」
- 彩度は好みで調整
比較画像
さて、いかがでしたでしょうか?
もともと Velvia で撮影しているので、それでも鮮やかな方なんでしょうけど、
明るさを調整するだけで随分と印象が変わりますよね。