SILKYPIX Developer Studio 3.0 へバージョンアップしましたぁ!

SILKYPIX Developer Studio 3.0 へバージョンアップをしました。
今回も盛りだくさんの内容ですが、詳しくは他のサイトへ譲りまして、ここでは風景写真用の現像ソフトとしてのファーストインプレをしたいと思います。

で、私としては、一番のポイントは「現像アルゴリズムが変わったこと」です。
これはなぜかと申しますと、v2.0 までは色はかなりいい線いってたのですが、キヤノン純正の DPP に比べると解像感がない… これ、致命的でした。もちろん、設定をいろいろといじってはみましたが満足できる結果にはなりませんでした。そこで今回は期待に胸を膨らませながらインストール。


そこで、とりあえずの設定をどこにすればよいのかチェックしてみました。

まず、さまざまな現像パラメータの値を一括管理できる「テイスト・パラメータ」ですが、これはまずは「風景」を選択。ホワイトバランスはケース・バイ・ケースですが、ここもとりあえずは「昼光(快晴)」を選択。調子は標準でも良いのですが、ここではポジフィルム風に「硬調」を選択。カラーはもちろん「フィルム調V2」を選択。ただし、紅葉における赤の発色が強すぎるので対策が必要。

さて、ここまでは良いとして、問題はここからですね。
まずは「シャープ」ですが、これは Photohsop のアンシャープマスクと同様の機能です。輪郭強調は「半径」で、ディテール強調は「量」だと思われます。ちなみに私の触った感じでは「SILKYPIX の輪郭強調 10 = Photoshop の半径 1.0 pix」といった感じですね。ディテール強調は同じパーセント表示ですが、強さのかかり方が違います。

ちなみに私は

 【輪郭強調】 8
 【ディテール強調】 100

としてみました。

また、ノイズリダクションについては、以前にも説明しましたが、EOS-1Ds の場合はノイズが多いので、偽色抑制を「30」以下にするとノイズが増えてしまうので、ここでは「30」を選択。また、ノイズキャンセラは Photoshop でいう「しきい値」のようなもので、ノイズリダクションとのバランスが重要です。

とりあえず私は

 【偽色抑制】 30
 【ノイズ除去】 0
 【ノイズレベル】 0
 【キャンセラ強度】 100

といった設定にしてみました。
あくまで EOS-1Ds のケースですのであしからず。

さて、その現像結果は…
かなり「いい感じ」です。特に風景写真の場合は木の葉っぱがぼけてしまうケースが多いのですが、かなりの解像感がでました。また、色に関しても今回の新しいアルゴリズムのせいなのか、写真にしっとり感がでていて、キヤノン純正の DPP とはかなり印象が違います。フィルムモードだから当たり前ですが、とってもフィルムチックで、私的にはかなり満足度が高いです。まだ数時間しか触っていなので、今日はもう少し現像を楽しんでみようと思います。

Follow me!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です