Digital Photo Professional ファーストインプレ

ようやく Canon から待望の RAW 現像ソフトが配布されました。
そこで早速ダウンロードして使ってみました。

名前は「Digital Photo Professional」略して「DPP」。
最初の画面はファイルの一覧画面になっていて、そこから画像を選択して「セレクト編集画面」に進むと今までにない、多機能な編集画面がでてきます。(画像を直接ダブルクリックでもOK)

デザインなどは目新しさを感じませんが、面白いと思ったのは、現像処理が「RAW画像調整」と「RGB画像調整」の2つに分かれている点です。RAW画像調整はほとんど FVU の機能と同等なのですが、トーンカーブ特性でカスタムを選ぶと「ダイナミックレンジ」を調整できる(コントラストを調整できる)点や、色調整で「忠実設定」というモードがある点が違います。

この「忠実設定」は、オリジナルチャートを現像してみると面白いことがわかります。
全体的にはこれまでの Canon 色と比べて、現実の色に近いですね。色を個別に見ると、赤の飽和や、黄色の彩度、グリーンの明度、青の明度のあたりがずいぶん違うと感じます。ただし、全体的なコントラストが若干弱くなるような印象がありますね。どちらにせよ、コントラストを少し強める必要がありそうです。

で、今回はホワイトバランスをコダックのカラーパッチ(Whiteパッチ)を使ってあわせ、DPPの標準、忠実設定、C1 DSLRとの比較をしてみました。

また、ホワイトバランス調整では、「微調整」ボタンがあり、C1 DSLR のカラーホイールのような機能が追加されていました。これはとても便利なツールなのですが、画像への反映スピードが遅いので、いまひとつ使いにくいものになっています。もったいないですね。

■左から「DPP標準設定」→「DPP忠実設定」→「C1 DSLR」
2004.05.21.jpg

これらの画像を比較すると、C1 DSLR はコントラストが高い感じがしますね。
で、色はDPPの標準設定と忠実設定の中間って印象です。

さて、RAW画像調整よりもさらに画像を追い込むならば「RGB画像調整」で行います。
トーンカーブ+レベル補正といった感じのトーンカーブ調整や、明るさ・コントラスト、色合いなどを調整する色調整があります。結果的にはRAW画像調整とかぶる機能もありますが、このように分類されるとなるほどと感じます。

また、Photoshop への転送機能もあるのですが、まだ Photoshop CS は完全対応されていないようです。なんかおかしなTMPファイルができてしまいます。

現時点で C1 DSLR や SILKYPIX と比較しても、かなりの画像が現像されますが、ただ、どのツールにもいえることは、ホワイトバランスひとつとっても簡単に色が出ない点や、コントラストの調整が必要なことは変わらないですね。そうなると操作性の優れているソフトを選択しなければなりません。

そういった観点から見ると、はやり一番は C1 DSLR ですね。
まあ、一番使い込んでいるから仕方ないとは思いますが、それを差し引いても特に人肌を完璧に仕上げたいと思ったら、C1 DSLR は最強です。ほんとうに簡単に色がでます。

これから風景写真で試してみます。とりあえず、第二段にご期待ください。
では。

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