FinePix S3Pro のフィルムシミュレーション

基本的な色空間は sRGB で、これを拡張するのがフィルムシミュレーションになります。AdobeRGB では、フィルムシミュレーションが使えません。これは少し残念です。モードを整理すると以下のようになります。

 1. スタンダード → sRGB と AdobeRGB
 2. フジクローム → sRGB
 3. ポートレート → sRGB

その中でも、ダイナミックレンジをいじれるのはスタンダードのみで、フィルム調の色合いでダイナミックレンジがいじれないのは残念。その他のパラメータも同様で、スタンダードのみ変更が可能となっています。

さらに、HS-V2 との違いは以下の通りです。

 1. スタンダードは同じ(と思う)
 2. ポートレート → スタジオポートレートEX
 3. フジクローム → Velvia調

また、カメラ側で設定する「フジクローム」や「ポートレート」を HS-V2 でいじることはできません。

スタジオポートレートEXは比較していませんが、フジクロームと Velvia調では若干違いがあります。まぁ、フジクロームにせよ、Velvia調にせよ、色に関してはまったくいじる必要がありません。画像によってグレーバランスを整えれば完璧です。(マニュアルWBにて対応予定)

その代わり、スタンダードによる色は他のメーカーと比べると見劣りしますね。そのため、スタンダードではいろいろとパラメーターをいじれるが色が良くないから、あと処理で苦労しそう。一長一短といった感じです。

それと、ちょっと気になったのは、フィルムシミュレーションのホワイトバランスです。グレイピッカー(グレーバランス)は良い感じになるのですが、色温度がうまく合わないですね。もう少し調査してみますが、もしそうだとするとフィルムシミュレーションは色が外れたら修正が大変ですね。

あとですね、面白いことに気づいたのですが、HS-V2 の「色空間/フィルムシミュレーション」の初期値は「sRGB」なんですが、カメラ側で「フジクローム」を選択しておくと、sRGB にもかかわらずフジクロームの色合いで保存されます。ただし、パラメーターをいじると元の「sRGB」の色合いに戻るのが残念。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です