Capture One Pro 7 がリリースされました
Capture One Pro 7 がリリースされました。
早速、バージョンアップしてみました。
■Capture One Pro 7
http://www.phaseone.com/ja-jp/Imaging-Software/Capture-One-7.aspx
Capture One Pro 7の新機能ハイライトは下記の通りです。
- 新しい画像処理エンジン
- パワフルなフォトマネージメント
- 進化した検索 & 表示フィルター
- デジタル一眼レフのライブビュー対応
- 最新のノイズ除去
- 先進のクラリティ
- 自動レンズ補正
- 進化したLCC ワークフロー
- 進化したハイダイナミックレンジ
- 先進の部分補正
- Web対応のCapture Pilot
私が気づいた点は以下の通りです
1. Lightroom のようなファイル管理方式になった
DxO Optics Pro 8 も含め、現像ソフトはこの方向性になるみたいですね。
ちなみに「インポート」ボタンを押して取り込む方法になります。
2. レンズプロファイルに、いくつかレンズが登録されている
多くはないのですが、レンズプロファイルが登録されています。
ちなみに、デフォルトで補正がかかるみたいですが、自動的に歪んでいる部分をカットする
ので注意が必要。また、その補正精度が良くなく、解像感が落ちるので注意が必要です。
3. 基本インタフェースは前のバージョンとほぼ同じ
4. 宣伝文句のような画像のクオリティが上がっているようには見えない
5. ノイズ処理は GOOD!
以上です。
もともと Capture One は、赤系の画像が得意です。逆に、緑系の画像は黄緑になり不得意であると感じています。今回のバージョンもこの系統が引き継がれているようです。
また、コントラストなどの設定がスタジオ向きになっていて、とにかくシャドーをつぶさない設定になっています。それが、風景写真では眠い感じになってしまうため、コントラストを強める必要があります。もっとも、これは Lightroom も同様の傾向ですが・・・
ただ、Capture One は非常にストレートな発色をしているので、その特性を生かした現像ができれば良いと思います。