CPUクーラーを交換しました

水冷方式が良いとされているのは、空冷よりも「冷える」ということ。
しかし、ネットで調べてみると以外と冷却効果の高いものは少ないようです。そもそも、水冷式は一部の製品を除き最低3ヶ月から6ヶ月に一回は冷却水のメンテナンスが必要である点や、アクリル製品を使った場合は部品の劣化などによるトラブルが多く、しかも一度トラブルとパソコンが水浸しになってしまう。こういったことを考えると少し引いちゃうなぁ。

そもそも本当に空冷は使えないのかと調べてみたら、そうでもなさそう。つまり製品によるってことですね。そこで予算や手間も考え、空冷のCPUクーラーを取り付けることにしました。当然、目的はCPU温度を下げること。FANの音があまりうるさくないのが条件です。

また、水冷方式の欠点として、CPUは冷えるけれども、マザーボードなど他のパーツのエアフローが悪くなる点があります。その点、空冷方式はCPU以外もよく冷やせます。ただし、FANの向きに注意しなければなりません。

で、私は今回これを買いました。


 ■Big Typhoon
  http://www.thermaltake.com/japan/products_n/clooer/air/BigTyphoon/BigTyphoon-clp0114.htm

  cl-p0114.jpg

今回の「Big Typhoon(ビック・タイフーン)」はFANがPCケースの側面に極めて近いところに位置してしまうため、きちんと空気が流れるのか、またPCケースの側面が熱くならないか心配でしたが、空気はケース側面からCPU側へと流れるので、まったく問題ありませんでした。また、マザーボードを冷やしてくれるので、ケース全体の冷却も良いようです。逆にサイドFANがあると空気を引っ張りあうので、あまり良くないかもです。あと、ケーブル類はエアフローを考えて交換してあるので、効果が倍増です。

さて、そうなるとその効果のほどが気になるところですね。
リテールFANでは、アイドリング時のCPU温度が47度のところ、「Big Typhoon」に変えたら同一条件で32度まで下がりました。実に15度も下がったのです。すごいっす!!

この「Big Typhoon」は取り付けが大変とありましたが、取り付け作業自体はそれほど難しくはなく、時間にして10分くらいで取り付けができました。ただし、ファン取り付け金具の締め付け加減が難しいです。このバランスが悪いと傾くらしい(笑)。正直、自分も様子を見ないとわからないです(爆)。

それと、もうひとつ気になった商品として、CPUグリスがあります。
グリスは効果の高いものとして、シリコングリスとシルバーグリスの2つがあり、シルバーグリスは銀が含まれているタイプです。シリコングリスは比較的安いが、熱の伝導率がシルバーグリスの3分の2くらいです。できればシルバーグリスがお勧めです。

さらに、先日「液体金属」グリスという代物も発売されたようです。
これは、シルバーグリスのように金属を溶剤に溶かしたものではなく、グリス自体が「液体金属」なのが特徴だそうです。成分は当然企業秘密のようです。こちらは熱伝導率がシルバーグリスの10倍だそうなので、結構冷えるんじゃないかと思います。本日は入手できなかったので試せませんでしたが、後日チャレンジするかもしれません。

ちなみに私はこれを買いました

 ■シルバーグリス Arctic Silver 5
  http://www.ainex.jp/list/heat/as-05.htm

  as-05_f.jpg

それと「液体金属」グリスはこれです

 ■Liquid PRO
  http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20051224/etc_liquidpro.html
  http://akiba.ascii24.com/akiba/news/2005/12/21/659713-000.html

Follow me!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です