Eye-One Match 3.6 はすごいかも~!その2
Eye-One Match 3.6 をいろいろとテストしてみました。
せっかくなので、モニタのキャリブレーションとプリンタのプロファイル作成をしてみました。
結果はですね、以前よりもモニタとのマッチングがよくなったようです。
今回の Eye-One Match 3.6 は若干ロジックが改良されたと思われます。
表現が難しいのですが、人肌なんかとってもきめ細かい感じの質感になりましたし、肌色もマゼンタよりにシフトしたように感じます。このあたりはかなりチューニングしたのではないでしょうか?
比較したプロファイルは昨年の12月に作成したものです。今回は同じチャートを使って測色してみました。もちろん、印刷する環境はプロファイル以外はまったく同様にしてあります。
あと気になるマトリックス方式とテーブル方式の差はどうであったかといいますと、
まったく同じ結果となってしまいました。
ICC 4.0 の対応や、プロファイルサイズをスモール(マトリックス)、ラージ(LUT)など変更して見たのですが、プリント結果を見る限りではまったく判別できませんでした。ただ、昨年12月に作成したプロファイルよりは若干容量が増えたようですが…
ただ、スモールとラージのどちらで作成しても、プリンタプロファイルのサイズが同じだったので、使い方に問題があるかも知れませんね。まだマニュアルが無いので、あとで調べて見たいと思います。
あっ、それと今回の Eye-One Match 3.6 はまだまだ隠された機能があるようです。例えばモニタプロファイルの履歴管理機能などです。本日は時間の関係から調査できませんでしたが、別の日に調べて見たいと思います。
はじめまして
揚げ足をとってしまうようで申し訳ないのですが・・・
設定では「モニタプロファイルサイズ」となっていますので、プリンタプロファイルはラージ、スモールの影響を受けないと思います。
もともとプリンタプロファイルはLUT形式を使用していますので、このことからも結果は同じになるのでは? と考えます。
KUBo さん、はじめまして
今確認したところ、確かに「モニタプロファイル」となっていました。早とちりでしたぁ。
ご指摘ありがとうございます。
冷静に考えてみれば、Eye-One で作成した測定データは Lab で記載されていますし、基本的にマトリックス方式ではプリンタのような複雑なデバイスはむりですよね。