各社 RAW 現像ソフトの色作りで気づいたこと

最近の RAW 現像ソフトの傾向として、独自の基準による色作りから、各メーカーの基準に近づける方向で色作りがされているように思えます。

それは、例えば EOS-1D X であれば Digital Photo Professional の「ピクチャースタイル=スタンダード」を基本とし、この色に合わせて RAW 現像ソフトのカメラプロファイルが作成されていると言うことです。これは以下の画像を見ていただければお分かり頂けると思います。

■左から DPP, DxO Optics Pro, Capture One Pro, Lightroom
20150223_01.jpg

以前は、ここまで各社の現像結果が接近することは無かったと思います。それが、わずかな調整をするだけでほぼ同じ現像結果になります。ある意味、つまらなくなった?

さらに、DxO Optics Pro や Capture One Pro では、このカメラプロファイルを変更することで、メーカーの違うカメラを使っていても同じような色合いに統一することができるようです。

その上で、プラグインやオプションで「フィルム調」などの補正ができる。そんな考え方だと思います。
ただ、これまでに何度も書いてきたように、このフィルム調は完全再現はできません。特にベルビア独特の「青」は不可能で、それを求めるならば富士フィルムのカメラを購入するしかありません。


さて、せっかくなのでこの各社 RAW 現像ソフトの設定値についてメモを残しておこうと思います。
あくまで Digital Photo Professional 4 を基準に同じような結果になる設定値です。

 1. Digital Photo Professional 4 「ピクチャースタイル=スタンダード」が基準です
 2. DxO Optics Pro 10 は「初期値でOK」
 3. Capture One Pro 8 は「基本特性のカーブ=Film Hight Contrast」
 4. Lightroom 5.7 は「コントラスト=+20、プロファイル=Camera Standard」

 ※実際にはコントラストや色温度の調整が必要な場合もありますので、ケースバイケースでお願いします

この値をスタートに、用途により工夫されてみてはいかがでしょうか?
そうそう、この中で Capture One Pro は他の RAW 現像ソフトよりも色に深みがあり、人肌は独特な発色をするので調整していくと違った雰囲気に仕上がります。

また、フィルムシュミレーションをする場合、色々と使ってみましたが、先の「Exposure 7」か「DxO Optics Pro 10 + FilmPack 5」がおすすめです。ただ、Exposure 7 はプラグインソフトなので、それよりも見たままフィニッシュできる DxO Optics Pro 10 + FilmPack 5 の方が直観的でわかりやすいかも。

ちなみに、Lightroom 5.7 で Exposure 7 を利用する場合は、コントラスト=0、プロファイル=Camera faithful とすることがポイントです。

Follow me!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です