X-T2 の RAF ファイルを素早く表示させセレクトするには?

皆さん、RAF 形式で撮影されている方は、画像セレクトには苦労されているのではないでしょうか。標準の MyFinePix Studio では、拡大表示をさせる機能がないため詳細を確認することができません。

一つに JPEG も撮影しておき確認する方法もあると思いますが、実際の RAF データではないので、セレクトした画像を別フォルダへコピーするような場合は結構ストレスになっていると思います。

そこで、私が普段使っているツールを紹介したいと思います。
それは「ACDSee Photo Studio Ultimate 2018」です。

 

ご存知の方も多いと思いますが、古くからあるビューワーソフトです。このソフトは FUJIFILM の RAF 形式のファイルを「素早く」表示させることができます。また、矢印キーで前後のファイルを素早く表示させることもできます。とっても便利です。

しかも、Windows の場合「Ctrl + B」で簡単にバケットに入れることができるので、素早く確認しお気に入りの画像をチョイスすることができます。もちろんラベル付けなどもできますが、単純な選択ならばバケットに入れる方が簡単です。

 

ただ一つ気を付けたいのは、インストールしたままではフィルムシミュレーションの設定が反映されない画像が表示されてしまうことです。(フィルムシミュレーションに対応していないため)

そこで、100%拡大はできませんがビュー画面の右下の「Embedded preview」をオンにすると、プレビュー画像を使って表示させることができます。そうすることで撮影イメージでセレクトができるようになります。

 

ちなみに、このソフトは日本語版もありますが英語版の方が先にリリースされ、半年後くらいにローカライズされるため、新しいカメラを購入した場合にタイミングによっては使えるまで待つことになります。私も X-T2 を購入したときは英語版しか対応していなかったため、英語版を購入し現在も使用しています。

このソフトは、その他にもレタッチや現像などもできますが、RAF に関しては X RAW STUDIO が優れているので、ここではセレクトだけに使っています。

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