2004年6月の記事一覧

SILKYPIX Developer Studio Ver 0.0.2.2 がダウンロード開始になりましたね。
詳しくは今晩チェックしてみますが、今回のバージョンアップはすごいです。

特に気になっていた、肌色や記憶色のチューニングができるようになっています。
あと、残された問題は

 1.現像パラメータの保存先指定
 2.現像済みファイルの保存先指定
 3.ファイル閲覧画面の分離
 4.Photohop への転送機能

の4点ですね。
まずはご報告まで。

CMOSのクリーニング

  • EOS-1Ds

本日 EOS-1Ds を CMOS クリーニングに出しました。
実は購入後、一回もクリーニングをしていなかったのですよ(汗)
今までは、シャッターを開いてレンズ取り付け口を下に向けて、ブロワーでシューってやってました。
ごみが少ないうちはこれで取れたのですが、最近はしぶといやつ(笑)がいて、気になっていました。

私は新潟に住んでいるので、なかなか都心に住んでいる方のようにクリーニングができない状態なんですが、先日カメラのキタムラさんに遊びにいったとき、なにげなく

 「CMOS クリーニングって大変なんですよねぇ」

って聞いてみたら、

 「うちは、ボディをそのまま持ち込んでいただければ、梱包して CMOS クリーニングにだします」
 「しかも、保障期間に限らず全て無料です」

っていわれました。
キヤノンさん、すごいっす!!
カメラのキタムラさん、ありがとう。

といったわけで、面倒な梱包もなく CMOS クリーニングに出すことになりました。
ただ、本当はきちんと箱詰めして送るのがよいので、お勧めはいたしませんよ。

期間は2週間くらいといわれました。
まぁ、無料だから仕方ないけど、基本1週間で、長くても2週間くらいでないと微妙ですね。
今後は年に2回くらいは出したいですね。

いままでに自分自身でトライしたり、友人やメーカーの協力でいろんな機材を触ってみた中から、私が独断と偏見で推奨できるものをまとめてみました。以下はそのリストです。

 ■デジタルカメラ
  キヤノン、ニコンの一眼レフタイプ(できれば新しいカメラが良い)

 ■画像ソフト
  Photoshop CS

 ■現像ソフト
  C1 PRO 1.3.1 以上

 ■プリンタ
  自宅用としては EPSON PM-4000PX,PX-G900
  外部ではフロンティア

  ※業務用となればいろんな選択肢あり

 ■カラーマネージメントツール
  i1 Photo
  Monaco PROOF + DTP41 + OPTIX XR

続きを読む

以前、掲示板でご紹介したカラーマネージメントの勉強会のまとめを引っ張ってきました。
講師はあの「小山壮二」氏です。かなり重要なポイントが沢山あったのでここでもう一度確認の意味でピックアップしてみました。

■カラーマネージメント
カラーマネージメントを日本語的に訳せば「色彩の伝達手段」である。例えば「ガモットの違うデバイス間同士の色データを伝達する」といった言い方をすると分かりやすい。また、プロファイルは正確に色彩を伝達するものであり、そこに色を加えてはいけない。

■D50光源
「D50」と「5000k」はまったく別物である。D50とは自然界の光(太陽光)を人間の感覚を基準にサンプリングして決めているもので、5000kはある黒体を熱していった場合の色の変化を基準に決めているものである。よってD50光源の方が5000kに比べて若干緑っぽくなる。ここで大事なことは、基準がD50であること。これは人間のサンプリングの結果から自然に導きだされた値である。なので、印刷物にしてもモニタにしてもまずは人間の目をD50光源でキャリブレートすることから始まる。そうしなければ色の正しい評価はできない。

■デジタル写真はまず元画像の正しい評価から
観察する力が大切。後から昔の写真を見たとき、「あれ」って思うことが良くあるが、これはその観察力に問題があった場合が多い。つまり元の画像の出来が悪いと良い写真にはならない。ただし、意図的に色をいじった場合はその限りではない。大切なのは、そのときの色の状態を正しく意識して、おかしい色は意図的に変えることである。

■ホワイトバランス
グレーバランスとホワイトバランスは根本的に考え方が違う。
そもそもグレーバランスとは、機械的にグレーのバランスをとることである。言い換えると無彩色のバランスを整えることである。また、ホワイトバランスとは写真的なバランスのことである。例えば夕方は赤いとか、日陰は青いとか、そういった不陰気で調整するもので、これは一律にカメラ側で処理できるものではない。(人間的な感覚で決めるものである)

■色彩バランス
色の組合せによるバランスをとることが大切。例えば肌色をとってみた場合、ハイライト、中間、シャドーでそれぞれ彩度と明度が違う。特にハイライトと中間の色が接近していると人肌の感じが出ない。また、りんごとバナナを並べて撮影した場合、普通はりんごの方が鮮やかに見えるはずだが、カメラによってはバナナの方が鮮やかになるものもあるので、こういったバランスをとることが大切。

■カラーバランス
これは Photoshop のカラーバランスと同じ意味。

■シャープネス
基本的には拡大した画像は「弱く」、逆に縮小した画像は「強く」かけるのが普通。
当然、四つ切とL版ではシャープネスの強さを変えなければならない。

■LCDのキャリブレーションでの注意点
LCDの場合、明るさの調整はバックライトの明るさを調整するだけなので、明るさを上げていくと、ハイライトが255をオーバーしてしまう。そういった状態でキャリブレーションをしても、色が飛んでいては正確なキャリブレーションは望めない。つまりLCDはハイライトに弱いということ。

CRTは電子ビームの出力を制御しているため、明るさをいくら上げていってもハイライトは250くらいより上に上がらないようになっている。つまりハイライトに強い。ただし、シャドーについてはLCDの方が強く、CRTの方が弱い。

また、キャリブレーションツールで調整する前に、ある程度ハード的に明るさや色の微調整をしてからツールでキャリブレーションをとった方がトーンジャンプが起きにくい。ただし、今のところこのようなサポート機能がついているのはスパイダープロのみ。

また、OPTIX を使う場合は USB の接続を極力パソコン本体から取ること。そうしないと電源が安定しないため、正確なプロファイルの作成ができない場合がある。

■デジタル写真におけるライティング
基本的にデジタルのライティングは最低2つのライティングで明暗を作る。一灯では良い色はでない。また、デジタルの露出はハイライト基準で絶対に飛ばないように撮影し、シャドーはあとからトーンカーブを少しいじって「作る」のが基本。

■モアレ
デジタルでは避けて通れないものである。が、偽色や色モアレは対処できる。その判断は Photoshop で「Lab」カラーに変換して、「L」チャンネルを見る。ここでモアレが発生している場合はどうしようもない。ただ、これはほんのわずかに被写体との距離を変えて撮影することにより回避が可能である。

SILKYPIX Ver 0.0.2.1

いつの間にか Ver 0.0.2.1 にアップしていました。
トップページのバージョンが変わらなかったので気づきませんでした(笑)

さて、早速テストしてみた感想です。
こちらではチェックできないくらい、多くのインターフェースが変わっていて、使いやすくなっていました。
色あわせもずいぶんと楽になりましたね。

しか~し、それよりもびっくりしたのは、色がかなり正確(撮影時の設定のままでかなりいい感じ)に現像されるようになったことです。驚きです。そういえば、リリースメモにホワイトバランスの改善が記載されていたような気がします。

私の場合はすべてマニュアルホワイトバランスで撮影していますが、C1 PRO を始め、他の現像ソフトを含めても、撮影時の設定でこれほどしっくりとした色になったのは初めてです。テスト現像した写真では、桜の微妙な色合いが表現されていて感動ものです。

それと、もともと解像感が優れていたのですが、それがさらにパワーアップしていて、C1 PRO 3.5 と比べてもその差がますます広がったように感じます。あっ、実は今、どの現像ソフトでもシャープネスを「なし」で現像して、Photoshop にてアンシャープマスクをかけています。そうすることにより、解像感がかなりアップします。現像ソフトでシャープネス処理を行うとどうしてもコントラストの低い部分の解像感が下がるからです。

これらのことから、SILKYPIX はどちらかというと風景画で威力を発揮するように感じます。
あとは、画像をセレクトするインターフェースと、プレビューのスピードアップですね。そうしたらかなり使えそうです。

それと気になる人肌に関してはまだ C1 PRO 3.5 の方が上ですね。
でも、かなりいい感じに追い込めるので、抜き去る日も近いように感じました。

 ■SILKYPIX トップページ
   http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/index.html

 ■SILKYPIX ダウンロードページ
   http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/download/

昨日、C1 PRO 3.5 日本語パッケージがダウンロード可能になっていました。
早速ダウンロードしてみたのですが…  どうもよくないですね。

前のバージョンもそうだったのですが、タブのところの日本語が化けるんですよね。また、一部のメニューでも日本語が化けています。開発者はこれに気づいているんでしょうか?
チェックがあまいですね。

 ■トップページ
   http://www.c1dslr.com/

 ■ダウンロードページ
   http://www.c1dslr.com/downloads.aspx

さて、今回は C1 PRO を使う上で便利なショートカットについて書きたいと思います。
まず私がよく使うのは、色温度と色合い、露出です。

 1. 色温度は「SHIFT + "+/-"」
 2. 色合いは「SHIFT + Ctrl + "+/-"」
 3. 露出は「Ctrl + "+/-"」

これだけ知ってれば、結構楽に色を合わせることができます。
マウスで操作していた方はお試しあれ。
ちなみに忘れてしまった場合でも、マウスをスライダーのところに持っていくとこのショートカットが表示されますので、ご安心を!

それと、画面が小さい方は、「F9」と「F6」の組み合わせもお勧めです。
「F9」は全画面表示で、「F6」は操作パネル(名前がわからない)を表示させたりできます。
ちなみに「F7」を使うと、一番上のタイトルバーがなくなります(笑)

本日、i1 Photo を触る機会がありましたので、早速使ってみました。
そこで、驚きの事実が判明したのでご報告させていただきます。

以前から言われていた、基本性能についてはいまさら書く必要は無いと思いますが、一番驚いたのは、モニタのキャリブレーション能力です。今までいくつかのツールを使ってきましたが、過去最高のできばえです。グレーバランスとシャドーの諧調(色かぶりも含む)が特に優れていて、他のツールではどこか色がしっくりとしませんでしたが、i1 Photo では一気に解決です。

また、C1 PRO との相性が良く、モニタのキャリブレーションをとってからプリントすると何も調整しなくても色がばっちり合いました。もしかすると C1 PRO の開発者は i1 を使っているかも知れませんね。もちろん、プリンタプロファイルも i1 で作成しました。(なぜが Photoshop CS の画面とは微妙に色やコントラストが合わないんですよね)

テストチャートなどの印刷を比較した場合もグレーバランスとシャドーの諧調が優れていて、ノドに何かつかえていたものがとれた感じがしました。すっきりって感じです。

ただ、Monaco Profiler と比較した場合、絶対的な彩度(CMYとRGB)は Monaco の方が広いようですが、実際には黄色やシアンが不自然に明るかったり、はたまた若葉の緑が黄色になるなど、不自然な色が多いのも事実なんですが、i1 Photo ではそれが一切ありません。現実に見える色のチューニング?がすばらしくよくできています。

モニタがしっかりしていれば、もしかするとエプソンの純正プロファイルもよみがえるのかもしれませんね。

Monaco Profiler と i1 Photo を使ってみてわかったことは、基本性能はどちらも優れていて、甲乙つけがたい感じがしますが、 モニタに映し出された画像やプリントされた写真をチェックしてみると、i1 Photo + C1 PRO が間違いなく最強のコンビだと確信できます。

また、カラーマネージメントツールは複数の組み合わせではなく、できれば一つのツールで統一した方がやりやすいと思います。ツールが違うと基準が変わり、結構色を合わせるのが大変です。

私も資金の都合がつきしだい購入しようと思いま~す。


P.S
インクジェットプリンタとはいえ、プリンタごとの個体差って結構あるんですね。
例えば、同じエプソンの PM-4000PX でも、他のプリンタパッチで作成したプロファイルでは良い色がでませんでした。仕事でお使いの方は必須アイテムですよ。

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プロフィール

2001年に EOS D30 でデジタル一眼レフデビュー。その後 EOS-1D, EOS-1Ds, EOS-1Ds MKIII, EOS-1D X, EOS 5Ds R そして現在は FUJIFILM X-T2 をメインカメラとして「風景写真の色と質感」にこだわった研究をしています。

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